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2025/05/14
使い続けたくなる理由

こんにちは。
主に北欧ヴィンテージ家具のリペアや塗装を担当している森です。
わたしたちの仕事は、ただ壊れたところを直すだけではありません。
これからも長く使っていただくために、どんな修理がふさわしいのか。
そんなことを考えながら、日々家具と向き合っています。
そうしていると、ふだんの暮らしの中でも「丁寧につくれたもの」に自然と目がいくようになります。
たとえば、わたしが乗っているスポーツクーペ。
設計もデザインも10年ほど前のものですが、今もその「つくり」の良さや素材の上質さに、心動かされます。
イルミネーションの光の演出、木目と金属のコントラスト、日本の伝統色を取り入れた内装など、見ているだけで癒されるようなデザインです。
さらに、本革シートやステアリング、センターコンソールなど、触れる全ての部分に職人のこだわりが感じられます。
本革の柔らかさや、スイッチ類のカチッとした確かな操作感に至るまで、「ああ、ちゃんとしてるな」と思わずニヤけてしまう瞬間があります。
クルマに限らず、こういう感覚に共感してくださる方も多いのではないでしょうか。
いまは効率やコストを優先するものづくりが主流ですが、わたしのクルマには、見えないところにまで手がかけられた“真面目なつくり"が感じられます。
この考えはわたしたちの家具修理にも通じています。
長く愛されるように、ひとつひとつ丁寧に手をかけていく。
少し楽しく、仕事と向き合っていきたいと思います。