Blog
- 2024-06(1)
- 2024-04(2)
- 2023-12(2)
- 2023-11(1)
- 2023-07(2)
- 2023-05(1)
- 2023-03(1)
- 2023-02(3)
- 2023-01(2)
- 2022-12(1)
- 2022-11(1)
- 2022-09(2)
- 2022-07(1)
- 2022-06(2)
- 2022-05(1)
- 2022-04(2)
- 2022-03(2)
- 2022-02(2)
- 2022-01(1)
- 2021-12(3)
- 2021-11(3)
- 2021-09(2)
- 2021-07(1)
- 2021-06(2)
- 2021-03(1)
- 2020-12(10)
- 2020-09(1)
- 2020-08(1)
- 2020-06(1)
- 2020-05(2)
- 2020-04(1)
- 2019-11(1)
- 2019-10(3)
- 2019-09(1)
2019/11/19
職人としての始まり
23歳で初めて社会人として働いた所は、雑誌の撮影や展示会などに家具や雑貨をレンタルする会社だった。
その時は家具なんて興味は一切無かった。
免許が取りたてだったので、いろんなスタジオや展示会場に車で配送できる、という、今思うと本当に安易な考えで就職した。
毎日ハイエースに乗り、都内のいろんな所を走り回り、刺激的な仕事だった。
そんな時に出会ったのがある家具職人の方だった。
レンタルする家具は引きずったりする為、よく壊れた。
その度に修理をお願いしに、その家具職人の方の工房へ行った。
工房に充満した何とも言えない木の香り、壁に取り付けられている色んな道具、見たことも無い色々な機械、全てがカッコよかった。
そして、壊れた家具を何事もなかった様に、綺麗に直す、職人に憧れた。
その職人の方は家具を作るのが本業だったので、始めは自分も家具を作る家具職人を目指した。
どうすれば家具職人になれるか、色々調べて、大阪にある有名な家具屋さん、TRUCK FURNITURE の方や、東京にあるSTANDARD TRADEの方が職業訓練校に通っていたことを知り、職業訓練校に入った。
2009年、26歳で職業訓練校に入り、家具職人になる為のスタートを切った。
あれから約10年、色々な事があった。
今思うと、全ては繋がっているのかなと、ふと思う。
意味のない事はない、必ず何か意味がある、と色々な事がある度に自分に言い聞かせてきた。
苦しく、辛い時ほど。
「我以外皆我師」 吉川英治
※自分以外のものは皆自分の師匠である。心がけ次第で全てから何か学べる、という意味。