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2020/06/29
自信
夜、寝る前に8歳の娘が泣いていた。
国語のノートを無くしてしまったらしい。
色々と妻と話をして安心して眠りについたみたいだ。
学校に行き、漢字を覚え、算数もできるようになり、大人が使うような
言葉で話すこともあるが、まだまだ小学生。
これからの長い人生。
楽しいことも、辛いこともたくさんあるだろう。
たまに娘に「自信を持ってやりな」と話す。
よくよく考えると、これは娘に言っているようで、自分自身に言っているのだ、
と思う時がある。
「自信」
自分を信じること。
自分はできるんだと自分に言い聞かせること。
今までの人生、何度自分自身に言い聞かせただろう。
今日ふと、娘に「自信を持ちな」と話した時に思った。
自信を持つ時というのは、壁を乗り越えた時、目標を達成した時、
自分自身に言い聞かせている時、そして人から「信じてもらえている時」だと。
不安な時、気持ちが落ち込んだ時に、大切な家族、友人からかけられた言葉。
「自分を信じてくれている」という思い。
何気ない一言かもしれないが、その一言でどれだけ勇気が出ただろう。
自分を信じようとする時、人を信じる時、それはまだ答えが出ていなく、
空気をつかむようなものだ。
確証はないけど「絶対できる」と信じる。
それは意外としんどい。
ただ、信じて一歩踏み出さないと進めない。
「自分を信じる」というのは簡単なようで難しいかもしれない。
「人を信じる」というのはさらに難しい。
ただ、「信じてもらえて」自分は乗り越えることができたことがある。
だから、挑戦する人、そして娘を心から「信じる」ことができる自分でありたい。