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2025/05/09
Tukuroiが目指していること

Tukuroiが目指していること
Tukuroi代表の高橋です。
3年近くブログを書いていなかったので、もう一度挑戦しようと思います。
創業して今年で8年目となりました。
この8年で色々なことを経験し、考えが変わったり、さらに深掘りをしたり、また変わらない思いもあります。
今、思っているTukuroiが大切にしていること、目指していることを書いてみたいと思います。
Tukuroiの目的とは?
Tukuroiの目的は、「家具をつなぐ文化を広める」ということを掲げています。
大量生産・大量消費の社会は暮らしをとても豊かにしてくれています。
一方で、その裏で増え続けるゴミ、失われていく資源、壊れたらすぐに捨てられるモノたち—。
家具修理の仕事に携わってから、ずっと思い続けてきた疑問です。
私たちが選んだ役割は、「家具をつなぐ」こと。
壊れた家具を直し、思い出の詰まった家具にもう一度生命を吹き込む。
それは、ただの修理ではなく、「つなぐ」という新しい価値の創造だと信じています。
家具を捨てずに受け継ぎ、再び使うという価値観を社会に根付かせることで、多くの恩恵を与えてくれている「美しい自然」を未来の人たちに残す。
小さな力かもしれませんが、「家具をつなぐ」ことで少しでも貢献したい。
それがTukuroiが存在する目的です。
ミッション(使命):家具を長く使うためのサポートをする
私たちは、愛着のある家具や両親から受け継いだ大切な家具を、もう一度使えるようにサポートすることをミッションに掲げています。
ただの修理作業ではなく、使ってきた人、作った人、運んだ人、販売した人…
家具一つにこれまで関わってきた、たくさんの人の思いを少しでも汲み取り、次へ大切につないでいく。
「思い」を大切にサポートする存在でありたいと考えています。
また、職人である前に、1人の社会人であり、1人の人間です。
技術だけでなく、人間性も磨き、安心して修理のご依頼をしていただける職人を目指しています。
ビジョン(未来像):家具を「直す人」「直せる人」が増える社会
私たちが目指す未来は、「家具を直す人、使い続ける人、受け継いでいく人」が増える社会です。
家具が壊れたら直す、使わなくなった家具を受け継いでいく、
そう思うことが当たり前の社会、家具のゴミが出ない社会を目指しています。
また、そのような社会になるためには、次の世代の職人を育てることが欠かせません。
家具を「直す人」が増えると同時に、「直せる人」も増やす。
そのために、私たち自身も成長を重ねなければいけないと考えています。
働く人の幸せも、私たちのミッション
循環型の社会を実現するには、まず働く私たち自身が豊かであることが大切だと思っています。
昔の職人は親方に怒鳴られることが当たり前でした。
自分もそのような経験をしました。
それによって学ぶことももちろんありますが、その反面、「職人」という仕事を諦めてしまった人もたくさんいると思います。
職人という仕事は、とても素晴らしい仕事だと思っています。
「時間」をかけてしか身に付かない技術や知識。
今の時代、非効率的で、すぐに結果が出ないことは避けられる風潮ですが、
そのような時代だからこそ「時間をかけて身に付けた技術や知識、経験」に価値があると思っています。
働く人、職人一人一人が自分の長所や強みを活かし、誇りを持って仕事をしながら、家庭も、趣味も自分らしい生き方を実現できる。
そんな職場を目指しています。
最後に
家具を直すことが当たり前の社会、家具のゴミが出ない社会、さらに言えばゴミが出ない社会。
目的やビジョンの実現には価値観や文化の違い、政治や経済面の課題など、さまざまなハードルがあります。
簡単には実現できない問題ではありますが、自分たちがやっていることを信じて、今できることを一歩ずつ形にしていきます。
高橋