先日お客様と一緒に家具のメンテナンスを行いました。

今回はその時の様子をご紹介いたします。

今回は松山市で飲食のお店をされていて、お店で使われているテーブル（カールハンセン＆サン「CH337」のオーク材・オイル仕上げ）の塗装塗り直しをさせていただいたお客様からのご依頼でした。

修理してから２ヶ月ほど経ち、お客様からメンテナンスについてお問い合わせいただきましたので、今回お伺いすることになりました。

飲食店で使われているということもあり、油じみや食器による細かい引っかき傷などが出来ておりました。

修理からまだ２ヶ月ほどだったので、目立つものではありませんでしたが、修理をして一度キレイな状態になったことでメンテナンスすることに意識が向いたようです。

今後ご自身でもメンテナンスが出来るように、、、と早いタイミングでご連絡をいただきました。

まず行ったのが「ソープメンテナンス」。

石鹸の泡を使って汚れを浮かせてキレイにするメンテナンス方法です。

これをご説明すると多くの方が驚かれるのですが、天板を泡で洗い、拭き取ったあとの水洗いや水拭きは不要です。

石鹸の成分が残ることで表面に付着する汚れを防止し、付着してしまった汚れを取れやすくしてくれるのです。

そしてメンテナンスを繰り返すことでより効果が得られるようになります。

ただ「ソープメンテナンス」で大体の汚れは落ちますが、傷を取ることは難しい為、今回はそのあとにオイルを塗装しながら、軽い研磨力のあるスポンジで研磨することにしました。

しみ、汚れがひどい場合や傷が深い場合は、しっかり研磨した上でオイルを塗装して仕上げる方法で行いますが、今回は傷が浅かったこともあり、この方法で行いました。

この方法の良い点としては、研磨する際に出る粉塵（ふんじん）がオイルによって舞うことがないので部屋を汚すことなく行えるという点です。

あとは研磨とオイル塗装が同時に出来てしまうので、時短にもなります。

最後はオイルを拭き取って完成です。

今回はお客様にぜひご一緒に！とお声がけして、一緒に「ソープメンテナンス」「オイルメンテナンス」を体験していただくことが出来ました。

（長時間お立ち会いしてくださり、ありがとうございました！）

メンテナンスの方法は状態によっても様々で、色んなところでメンテナンス方法の情報を得ることは出来ますが、実際にその場で見たり、体験することでメンテナンスに対する考え方が変わったり、ご自身のものにしていただけるのではないかな、と思っております。

家具のメンテナンスに関してよく知らなかったり、不安に感じていらっしゃる方はまだまだ多いと感じています。

Tukuroiでは、家具を購入してくださった方に「出張メンテナンス」を実施しております。

実際にご自宅にお伺いして、家具の状態に合わせたメンテナンス方法をレクチャーさせていただきます。

※初回のみ無料でお伺いいたします。

家具を購入されてそろそろメンテナンスしたいとお考えの方、これから購入予定の方も含め、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。

お問い合わせは下記よりお願いいたします。

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