Blog
- 2024-06(1)
- 2024-04(2)
- 2023-12(2)
- 2023-11(1)
- 2023-07(2)
- 2023-05(1)
- 2023-03(1)
- 2023-02(3)
- 2023-01(2)
- 2022-12(1)
- 2022-11(1)
- 2022-09(2)
- 2022-07(1)
- 2022-06(2)
- 2022-05(1)
- 2022-04(2)
- 2022-03(2)
- 2022-02(2)
- 2022-01(1)
- 2021-12(3)
- 2021-11(3)
- 2021-09(2)
- 2021-07(1)
- 2021-06(2)
- 2021-03(1)
- 2020-12(10)
- 2020-09(1)
- 2020-08(1)
- 2020-06(1)
- 2020-05(2)
- 2020-04(1)
- 2019-11(1)
- 2019-10(3)
- 2019-09(1)
2020/12/15
改めて自己紹介③「北欧家具との出会い」
職業訓練校を卒業した2009年、吉祥寺にある北欧ヴィンテージ家具屋にリペアスタッフとして就職しました。
就職するまでは北欧家具に対して知識もなく、興味もありませんでした。
本当は家具を作る仕事をしたかったのですが、リーマンショックの影響もあり求人が少なく、「職人」として働けるだけでありがたい、という思いでリペアの仕事を選びました。
ただ、就職といっても社員ではなくアルバイトとしての雇用です。
リペアの仕事だけでは生活するのは厳しく、昼間はリペアの仕事、週に2、3日は夜に運転代行のアルバイトを掛け持ちでやっていました。
しんどい時期でしたが、 ここでの経験がその後の自分の人生を大きく変えました。
それは「北欧家具」との出会いと「家具リペア」を生涯の仕事にしようと決心したことです。
なぜ北欧家具が好きになったのか?
今まで家具に対しては家で使う「道具」という目線でしか見ていませんでした。
家具職人に憧れたのも、家具が好きというよりは「職人」に興味を持ったからです。
それが北欧家具を目にして、初めて家具がカッコいいと思えたのです。
なんと言ってもまずはデザイン。
理由など無く、パッと見た時の印象、佇まいがただただカッコ良かった。
そして、デザインだけでなく、伸長式のテーブル、人間工学に基づいた椅子の座り心地など、使う人のことを考えた機能性。
当時27歳だった若い人間でもカッコいいと思える家具が、戦後すぐの約60年前に作られているという北欧家具の歴史。
自然でしか作りだせない木の経年変化したなんとも言えない木の質感。
知れば知るほど、北欧家具の魅力に引き込まれていきました。
つづく。