家具修理
ハンス.J. ウェグナーがデザインした、J16ロッキングチェア(フレデリシア)の塗装修理とペーパーコード張替をしました。
ビフォーの写真はありませんが、元々ラッカー塗装されていたものを削り落とし、ソープ仕上げにしました。
アームのみウレタン塗装にて塗り直しをしました。
ラウンドテーブルの天板の塗り直し修理です。
長年、テーブルをご使用になっていると、紫外線や汚れなどから塗装の膜が劣化してきます。
劣化してくると塗装がはがれ、そこから湿気や水分が木部に入り込み、染みなどのダメージを与えていきます。
今回お預かりしたテーブルも、塗装が剥がれたところから水分が入り、天板の表面に貼っている「突板」がはがれたり、濡れ色にすると染みが目立ってしまう状態でした。
突板が剥がれてしまったところは接着し、染みが目立たないように少し色を濃くして、水分や熱に強い「ウレタン塗装」で仕上げました。
20年以上ご使用されていた、オーク材・オイル仕上げのダイニングテーブルの塗り直し修理です。
日焼けによるランチョンマットの跡や、熱いものを誤って置いてしまった際にできた焦げの跡などが消えるかどうか不安はありましたが、無垢材の天板ということもあり、時間をかけて研磨をしていき、なんとか跡は無くすことができました。
箪笥の全体修理です。
抽斗(ひきだし)や引き戸など、開け閉めするのに固くなっている所は削って調整し、構造面の木工修理をした後、家具表面と金具を再塗装しました。
正面の抽斗や引き戸、扉は、表面が突板だった為、削り直しではなく、上塗り塗装で色と艶を合わせました。
古い家具でも塗装をし直すと生まれ変わることを改めて感じさせていただいた修理です。
今の時代、なかなか箪笥を使う家は減ってきていますが、日本の家具の素晴らしい技術が詰まった和箪笥。
次の世代にもその素晴らしさを何かの形で受け継ぐことができれば、と思っています。